米国クラウドファンディング「INDIEGOGO」では、 目標比300%以上の資金調達に成功
クラシコは2016年2月に実施したクラウドファンディングでの資金調達に成功した新開発の聴診器「U scope」※の一般販売を、2016年7月14日(木)より開始します。※「U scope」は、米国FDA登録を行っております。
■1.医療機器とは思えない“スマートさ”デザイン性と機能性が共存した「聴診器」
聴診器は1816年にフランスの医師ルネ・ラエンネックによって発明されて以来、素材などは改良されながらも、今日までほとんど形を変えてきませんでした。白衣メーカーとして医師の悩みを知り尽くしている当社は、聴診器に対して医師が抱えている様々な悩みを解決するため、聴診器の本質的な意義を追求し、聴診器をゼロから再構築しました。そして開発されたのが、医療機器とは思えないスマートさを持つ聴診器「U scope」です。
「U scope」の開発は、第一線で活躍するプロダクトデザイナーである吉冨寛基(よしとみひろき)氏と、日本トップクラスの聴診器メーカー「ケンツメディコ社」と共同で、3年以上の期間を費やして行われました。吉冨氏によるデザイン性の追求により、その美しさは“ジャパンデザイン”という付加価値を生み出しました。しかしながら、「U scope」は、ただ美しいだけでなく、形状や素材、そのすべてに理由があります。
<「U scope」5つの機能特長>
①音響特性に優れ、高感度に音を拾うことが可能に。
ダイヤフラムからイヤーピースまで空気を逃さない設計を行い、音の減衰を最小限におさえることに成功しました。
独自開発した流線型形状と付け根のT字構造により、一般的な聴診器よりも耳への圧力を30%軽減することに成功しました。
耳管の独特の3次曲線によって首への圧迫感を軽減します。デコルテラインに沿ったラウンド形状は、首からかけた際に美しいラインを演出します。
チェストピースは人間工学に基づいて設計されています。指に自然とフィットするだけでなく、手首の可動域も確保され患者の体のラインにあわせた自由な聴診が可能となります。
医療従事者にとって聴診器は、いつも持ち歩くものなので、診察以外のときも、スマートに。使わないときは小さく折りたたみ、白衣のポケットへ収納することができます。携帯性が高まることで、持ち運びもよりスマートになります。
2016年2月9日(火)より、初回生産分における資金支援を、米国のクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で募集。クラウンドファンディング開始4日間で目標金額の15,000USドルを達成しました。また、支援者を国別で分けると、US36.5%、ヨーロッパ15.7%、日本を除くアジア・オセアニア11.8%と、国外からの支援が多く集まりました。
◆資金支援募集期間:2016年2月9日(火)〜2016年3月25日(金)
◆資金支援募集ページ(米国クラウドファンディング「INDIEGOGO」) :
https://www.indiegogo.com/projects/u-scope-stethoscope-redesigned-from-0–3#/
◆目標金額:15,000USドル
◆達成金額:47,576USドル(達成率317%)
■「U scope」製品情報
◆タイプ:シングルベルタイプ、ダブルベルタイプ
◆カラー:シルバー・ブラック・シャンパンゴールド※
◆販売開始日:2016年7月14日(木)*
◆商品ページURL:http://uscope-classico.com/
◆認可:「U scope」は、米国FDA登録を行っております。
*シャンパンゴールドの発売は2016年8月頃を予定