医師法改正まであと1ヶ月 労働時間の8割を着て過ごす「白衣」に半数が不満
病院支給の3人に1人が「選べない」状況・診療科によりデザイン性>機能性の傾向も
医師不足および医師の勤務環境改善は長らく喫緊の課題とされており、今年4月には医師の働き方改革の一環として時間外労働の上限規制が適用される法改正が施行される予定です。
クラシコは2008年の創業以来約15年間、医療従事者がより働きやすい環境づくりの一助になれればと、モチベーションが高まるような機能性・デザイン性に優れた白衣・スクラブを届けてきました。
この15年間で、多くの方々にクラシコの製品や取り組みが知られ、多くの病院やチームに一括導入頂いてきた一方で、いまだに「生地が固くてペラペラ」「着心地が悪く疲れやすい」「デザインに優れずモチベーションが下がる」といった白衣も存在しています。
実際、個人購入よりも病院支給の白衣を着用している医師の方が6割と多く、白衣は勤務先の病院への不満の1つとなり得ると考えています。
今回の調査を通して、医師の白衣への不満やニーズの多様性に注目が集まり、少しでも医師が選べる白衣の選択肢が広がることで、より働きやすい環境づくりが進むきっかけになることを願っています。
●調査結果サマリー
Point1:労働時間の約8割において白衣を着用。
白衣を着るシーンTOP3は「外来診療」「入院患者の診療」「患者家族等との面会」
Point2:白衣派は「購入派」42%、「病院支給派」58%。
病院支給の3人に1人が「病院支給のため、満足なものを選べなかった」と回答。
約半数が現状の白衣に不満。
Point3:白衣に求めることは機能性だけでなく“デザイン性”。
男女別・診療科別で、求めることに違いも。
調査名 :「医師の白衣に関する調査」
調査期間:2024年1月25日(木)~1月26日(金)
調査対象:普段白衣とスクラブを両方月1回以上着ている、24~59歳の医師200名
調査方法:インターネット調査
調査会社:ネオマーケティング